ひげ脱毛の期間回数は方法によって違う

ひげ脱毛したいけど、期間はどのくらい?何回で完了?何回通う?というのが気になると思います。ひげ脱毛と言っても、家庭用脱毛器、クリニックでの医療レーザー脱毛・電気を流すニードル脱毛・メンズエステサロンでの光脱毛など方法がいくつかあります。

効果が出るまでの脱毛回数は方法・脱毛機械の種類・そしてなにより個人の髭の量や毛根の強さによって違ってきます。

ダイエットと同じで痩せやすい人、痩せにくい人、ダイエット方法が合う人合わない人があるように、元々ひげが薄い人は数回でツルツルになるかもしれませんが、ひげが濃い人は一番効果が高いであろう医療レーザー脱毛でも10回以上かかるか人もいあるそうです。

とは言っても、だいたいの回数や期間の目安を知りたいですよね。

この記事では、髭脱毛の方法別の期間と脱毛回数のある程度の目安をいろいろなサイトや口コミで調べて個人的な見解から算出してみました。あくまで目安なので、参考程度に考えてくださいね。

家庭用脱毛器での回数・期間

手軽にひげ脱毛を始められる家庭用脱毛器ですが、これもまた機種によっていろいろあります。ほとんどが光脱毛ですが、ここでは私が使っているトリアでおおよその回数を調べてみました。トリアは家庭用脱毛器の中で唯一レーザー式なので効果が期待できるのです。

トリアビューティー公式によると

男性のヒゲは成長スピードが速く、毛自体の生命力も強いため、光脱毛でヒゲの毛量を減らすことは難しいとされています。トリアはレーザー式で毛根に働きかけるため、より満足のいく結果が得られます。また、サロン等で行われるレーザー脱毛でも、ヒゲは10~30回以上のケアが必要とされており、他の部位と比べて根気強くケアを続けていただく必要があります。

ひげ脱毛はサロンでも10~30回以上が必要らしいので、トリアではそれ以上でしょうね。じっさい私もトリアでひげ脱毛挑戦中ですが、まだ「おっ、減ってきた!」という実感はないです。2週間に1度で1年ほど(24回)はかかるかな~とは思っています。クリニックよりは効果が落ちるといえど、自宅で空いている時間にできるので、その点はメリットですね。

レーザー脱毛の回数・期間

医療クリニックで施術してもらえるレーザー脱毛。機械から照射されるレーザーでひげの毛根部分にダメージを与えたり、毛をつくる細胞を壊したりする脱毛法です。いまのところ最も効果が高い脱毛方法ですね。

髭回りへのレーザー脱毛は1回の施術で全体の15~20%に脱毛効果があるといわれます。

効果がわかりはじめるのは3回目ヒゲ剃りが減てくるのは5~6回目ツルツルになってくるのは~12回目が目安です。 

髭が減ったことを実感するまでは実際にレーザー脱毛をされた人の感想や口コミを見ても5回くらい必要な感じです。ひげの毛量にもよりますが、ツルツルになるまでは10~13回、人によってはそれ以上の回になってくると思います。医療脱毛だと2ヶ月程度に1回通うことが目安なので、期間は早くても半年~長ければ1年半以上は考えておいた方がいいですね。

ニードル脱毛の回数・期間

ニードル脱毛というのは毛穴に1つ1つ針を刺して電気を流す脱毛方法です。クリニックでもメンズエステサロンでも受けることができますが、クリニックでは永久脱毛でサロンは一時的な脱毛効果しかありません。時間がかかりますがピンポイントで脱毛ができるのでデザインや部分的にひげの量を減らしたい人向けになります。

ニードルの場合は通う回数で料金がかわるというより、髭を何本脱毛するかで費用がかわってくることが多く、ヒゲの量が多い人や広い範囲を脱毛したい人はかなり料金が高くなってきます。

効果がわかりはじめるのは3回目ヒゲ剃りが減てくるのは5~6回目ツルツルになってくるのは~12回目が目安なのでレーザー脱毛と効果はほぼ同じぐらいだと言えます。

光脱毛の回数・期間

光脱毛というのは、おもに「メンズエステサロン」で受けられ、光を浴びさせた熱で髭の毛根を弱らせて生えにくくする脱毛方法です。痛みが少なく広範囲を脱毛することができますが効果はレーザー脱毛に比べると落ちます。また永久脱毛にはなりませんので、ヒゲの量が減る・生えるペースが落ちるといった効果が期待できます。

効果がわかりはじめるのは3回~5回目ヒゲ剃りが減てくるのは8~10回目ツルツルになってくるのは20~25回が目安なのでレーザー脱毛と比べると回数は倍ぐらいになってきます。

ひげ脱毛には、なぜこんなに回数が必要なのか?

脱毛ってレーザーを当てれば、すぐに毛根が抜けて数回でツルツルになりそう!っていうイメージがあると思います。

私もなんとなくそう思ってましたが脱毛は「毛周期」というサイクルに合わせて行わないと効果が薄いようなのです。

毛周期は大きく分けて下記の4つに分けることができ1サイクルがだいたい2週間です。

  1. 「成長初期」毛の成長が始まり生えてくる期間
  2. 「成長期」毛母細胞が活発になり最も成長し伸びる期間
  3. 「退行期」細胞分裂が止まり毛根が小さくなっていく期間
  4. 「休止期」毛根が退化し毛が抜け落ちる期間

レーザー脱毛はこのサイクルのうち「成長期」の毛根にダメージを与えないと意味がありません

毛周期は体の部分によってそれぞれ違うのですが、顔(ひげ)の場合は成長期が4ヶ月~1年、そのあと退行期+休止期が1ヶ月程度あります。すべての毛が同時に生えているわけではないので1本1本サイクルはバラバラなんですね。

成長期のひげにレーザー脱毛を行うための適したクリニックでの施術の間隔は6~8週間(1か月半~2か月)と言われています。サロンでの光脱毛はパワーが弱いので間隔はもっと短くなり回数が多くなります。

だから、成長期に合わせて脱毛をする必要があるのでかなり時間がかかるのです。とくに髭は毛が密集しているのと肌が敏感なところなので余計に回数が多くなり期間が長くなってしまうのです。

効率的にひげ脱毛をするには、急がないことが重要なんですね。

ひげは永久脱毛してもまた生えてくる?

レーザー脱毛は永久脱毛になりますが、ツルツルになったあと一生ひげは生えてこないのか?

じつは答えは「いいえ」です。

脱毛先進国であるアメリカで設立されたAEA(米国電気脱毛協会)は、永久脱毛の定義を「脱毛施術1カ月経過後に、毛の再生率が20%以下の状態」としています。

つまり永久脱毛は永久的なものではなく、ひげが生えてくる可能性あります。これも個人差があって全く生えない人もいれば、数年後に少しだけ生えてくる人などいろいろ。

脱毛クリニックでは、また髭が生えてきた場合に対応してくれるプランなどがありますし、永久脱毛後は自宅で家庭用脱毛器で定期的に脱毛をやっていると効果はさらに伸びると思います。