家庭用脱毛器で圧倒的人気の2機種であるケノンとトリア。
女性の脱毛とは違う男性の剛毛なひげ脱毛の場合、果たしてどっちがいいのでしょうか?
結論、私はトリア派です!
といっても、どっちがいいかは人それぞれ
この記事ではケノンとトリアの違いを徹底比較してみたので、もし購入を迷われている場合の参考にして頂けたら幸いです。
ケノンとトリアの大きな違いは脱毛方式
ケノンとトリアは同じ家庭用脱毛器でも、じつは全く違う特徴があります。
それは脱毛方式になります。
- ケノンはフラッシュ式脱毛
- トリアはレーザー式脱毛
ケノンはフラッシュ式といって、一般的なエステサロンでの光脱毛と同じです。
多くの家庭用脱毛器がこの光脱毛方式を採用していています。
フラッシュ式の特徴は、一度で広い範囲を照射できるのでかかる時間が短いというのと痛みも少ないことです。
ですがその反面、レーザーに比べると脱毛効果はあまり期待できず、男性のひげともなると根強いので減ってくるまでの時間がかなりかかってしまいます。
トリアは、レーザー式脱毛といって、医療クリニックでも使われるとにかく強力な効果を持つレーザーです。
トリアは家庭用脱毛器の中では唯一のレーザー式なんですよ。
照射範囲が狭いのですね毛や太ももなど広い範囲の脱毛には向いていませんが、ひげには打ってつけです。
その反面、パワーが強力なだけに痛みを感じやすく、ひげなど口周りの皮膚はとくに痛みがあるのです。
気になる価格とコスパ、保証期間はどう?
ケノンの価格は69,800円(税込)
トリアの価格は48,000円(税込)
ん~トリアの方が2万円ほどお安いので手が届きやすいですね。両方ともキャンペーンを定期的にやっているようなので公式サイトでご確認下さい。
トリアの4万円代でも家庭用脱毛器の中ではやや高めですが、医療クリニックやメンズサロンに比べるとかなりの破格です。
ケノンはカートリッジ式で1カートリッジあたりの照射回数は300万発と家庭用脱毛器の中ではダントツに多いです。ケノンのストロングカートリッジを使えば、男性の濃い髭にも対応しています。ストロングカートリッジは9800円。
トリアには、本体2年保証(購入から2年以内であれば無償で修理または交換)があります。さらに、もし購入して肌に合わなかった場合は、30日間返金も可能です。
ケノンには、メーカー1年保証(購入から1年以内なら無償で修理または交換)がありますが、返金保証はありません。有料で5年保障サービスもあります。
意外と重要!使いやすさ
ひげ脱毛をするには長い期間使い続けないといけません。なので使いやすさというのは重要なポイントですよね。
ケノンは据え置き型でコンデンサーや操作パネルがある本体、照射を行うハンドピースがコードで繋がれています。
脱毛をする際は、本体から電源コードをコンセントに繋げて使います。コンセントがある近くまたは延長コードを使用する必要があります。
トリアはハンディタイプで使用時には、事前に充電をしておき充電ケーブルを外して使います。ケノンよりもトリアの方が少し重さがありますが、男性ならまったく問題ありません。コードレスなので、自由にどこでも持ち運びできるのは良いですね。
ケノンの照射レベルは1~10段階で強さを調整できます。ただし、しっかりと効果を出すならレベル6以上がいいようなので、実際はレベル6~10の5段階ですね。1~5は、痛みを確かめたりパッチテストに使いましょう。また、使うカートリッジによって強さのレベルがかなり違います。
トリアの照射レベルは1~5で威力を調整できます。トリアもひげ脱毛効果をしっかり出すのであれば、レベル3以上は必要になります。
ケノンはトリアの9倍以上も照射面積が広くなっております。これは単純に9回も多くのショット数が必要になるということです。
ショット数が多くなるという事は時間も手間もかかり、カートリッジやバッテリーを消耗するのでランニングコストが高くなります。
狭い範囲の脱毛だけならまだしも全身ケアをするとなると、照射範囲が狭いのは大変です。
ケノンの照射範囲:超広い
トリアの照射範囲は、超狭いです。
残念ながら、1㎠しかありません。
細かい範囲をやるのであれば、狙いはつきやすいですね。
一番気になる効果と痛みは?
ケノンは、痛くありません。
特に、僕のように医療レーザーやトリアの痛みを知る者にとって、「脱毛は痛い」というのが常識です。
しかし、ケノンは全然痛くありません。
ストロングカートリッジのレベル8~10になるとさすがに痛いですが、それでも我慢できます。
僕が痛み耐性があまりないのかもしれませんが、レベル4,5は拷問として機能すると思っています。
普通に痛くて冷や汗が出ます。
仮にトリアの照射時間が1時間に延びても、僕は続けられません。
でも、これが脱毛として普通なんですよ!
医療レーザー脱毛もしっかり痛いですからね。
そういう意味では、「あっ、マジで本物のダイオードレーザー積んでんだ」という明るい気持ちも抱けます。
最大22ジュールというかなり強いレーザーを照射できます
メーカーや造られているのはどこ?
アメリカ発祥で現在の製品原産国はタイ、日本ではケノンの方が知名度が高いですが、アメリカでは医療機器として導入されている信頼あるメーカーです。
トリアはアメリカ製なのに対して、ケノンは日本製です。
トリアは本社があるアメリカはもちろん、ヨーロッパ各国などでも展開しており、アジアでは日本と韓国で販売されています。さらに、(日本でいうところの厚生労働省にあたる)「FDA」というアメリカ合衆国の政府機関に認可されている脱毛器です。
トリアの日本での販売は、インターネット販売に加え、ハンズやロフトなど一部の店舗での販売も行っています。
ケノンは日本人向けに開発された製品で、インターネットでのみ販売されています。
トリアとケノンはどっちを買うべきか?まとめ
脱毛の「効果」については、どちらの機種もきちんと効果を感じられましたので、後は「価格」や「脱毛したい部位」などを総合的に判断して好みのものを選ぶとよいです。
感覚値ですが、1回の手間はかかるし痛みもあるが短期間(3ヶ月〜1年?)で済ませたいんだったら「トリア」、1回の手間を減らして長期間(半年〜2年?)がんばるんだったら「ケノン」がいいのではないでしょうか。
まったく初めて脱毛をするのでしたら、手間が少なくて照射面積の広い「ケノン」の方が、最初のうちは効率がよいかもしれません。
どちらも持っている私ですが、気に入っているのは「トリア」です。省スペースでデザインがよく、自宅で家族がいる部屋でも使用できる(強い光や大きな音がでない)ので助かります。
さらに、家で時間がある時にさっと取って使える手軽さがあるので、脱毛をする心理的ハードルがかなり低くなったのが良かったですね。面倒でサボりがちだった私には向いている脱毛器です。