最近USBメモリーと見た目ほとんど同じサイズの外付けスティック型SSDが続々登場しています。

小さくて持ち運びに超便利、それでいて読み書きは従来の外付けSSDなみの速さ。

これでSSDなのか?

と思ってしまうほどの大きさで、技術の進歩にはビックリしてしまいますね。

そんなステック型SSDのメリットやデメリット、USBメモリーとの違いなどを徹底解説していきたいと思います。

また売れ筋のおすすめステック型SSDもご紹介していきますね。

持ち運びに超便利なステック型外付けSSD

USBメモリーとの違いはどんなところ?

まず、どうしてUSBメモリーと同じぐらいに小型化ができたのか?

その理由は、フラッシュメモリ技術の進歩により記憶装置の容量が増えたからです。

また別々に搭載されていたフラッシュメモリチップと制御回路(コントローラー)が一体化されたのもあります。

この2つの理由により、デバイスの基板上でのスペースが節約され、SSDの小型化と高性能化が実現されました。

USRメモリーに比べて読み書きの速度は圧倒的に速い。

速度の目安としてUSRメモリーは30M~400MB/秒に対しステック型SSDは400M~1050MB/秒という数値。

またUSRメモリーよりも圧倒的に大容量。

現行のステックSSDは250G~2TBのモデルがあるのでCドライブを全部バックアップすることもできるということ。

しかも価格帯もそれほど高くなく、500GBあたりならステックSSDの方が安い場合もあるというのが驚きです。  

 

デメリット

 

速度はUSB端子次第で変わってくる

 

ステック型SSDはどんな人向けなの?

大きなデータを持ち運びたい人

大容量のストレージをコンパクトなサイズで持ち運びたい人に適しています。

大事なファイルやプレゼンテーション資料を外出先や会議で簡単にアクセスしたり共有したりするためにスティックSSDは便利です。

写真・動画編集をするデジタルクリエイター

高解像度の写真や動画編集などのデジタルクリエイターにもとてもおすすめです。

サムネイルなど読み込みが速いのと、ファイルを開くといった処理が圧倒的に速くなります。

また画像編集アプリはメモリーが不足するとHDDやSSDを仮想記憶として使うのでステックSSDを割り当てておけば処理速度を保ったまま作業ができます。

バックアップを重視する人

パソコンやスマホのデータのバックアップを取ることが重要な人々にとってはステックSSDは最適です。

読み書きは速い、容量も多い、しかも持ち運びやすいので、いつでもどこでもバックアップすることが可能です。

旅行者や移動中の仕事をする人:

頑丈なデザインや軽量なポータビリティがあり、旅行者や移動中に作業をする人にとってスティックSSDは非常に便利です。データへのアクセスが重要な場面で、高速なデータ転送と信頼性の高さが役立ちます。

データセキュリティを重視する人:

スティックSSDは通常、データの暗号化やパスワード保護機能を備えていることがあり、データセキュリティを重視する人々にとって重要な要素となります。

USBメモリとスティックSSDはどう違う?

USBメモリとスティックSSDは両方ともデータを保存するためのポータブルなストレージデバイスです。

いくつか違いがあるので簡単に説明してみますね。

ストレージタイプ

ストレージとはデータを保存する場所のことですが、USBメモリはフラッシュメモリ(電気的に削除可能なメモリチップを使用する技術)を使用してデータを保存します。

スティック型SSDも同じくフラッシュメモリを使用してデータを保存しますが、USBメモリよりもより高速で大容量の記憶装置になります。

またOSがWindowsの場合、USBメモリは「リムーバブルディスク」として認識され、スティック型SSDはHDDやSSDと同様に「ローカルディスク」として認識されます。

速度

USBメモリは比較的低速なデータ転送速度を持つことが一般的です、スティックSSDは高速で応答性が高く、読み取り/書き込み速度が速いため、大容量のファイルを素早く転送できます。

耐久性

スティックSSDは、通常USBメモリよりも耐久性が高いです。これはSSDがフラッシュメモリを使用しており物理的な衝撃や振動に対してより耐性があるためです。

容量

一般的に、スティックSSDは大容量であり、数百GBから数TBまでのデータを保存できます。一方、USBメモリは、通常、数GBから数十GBのデータを保存するために使用されます。

総じて言えば、USBメモリは一般的なデータ転送やファイルの持ち運びに便利ですが、より高速で大容量のストレージが必要な場合は、スティックSSDを選択することが適しています。

ステック型SSDのメリットは?

高速な読み取り/書き込み速度

スティックSSDは、フラッシュメモリを使用しており、これにより高速で信頼性の高い読み取り/書き込み速度ができます。

大容量のファイルを素早く転送したり、アプリケーションやデータベースの高速な読み取り/書き込みが可能です。

データを削除しても復元しやすい

ローカルディスクと認識された場合は「ごみ箱」が利用できるので、間違ってデータを削除しても復元しやすい。

また、アプリのインストール先に指定できるので、容量不足のパソコンを補えます。

耐久性と信頼性

スティックSSDは、物理的な衝撃や振動に対して比較的耐性があります。

これは、内部のフラッシュメモリが動作中に動かないため、データの損失やデバイスの故障が少ないことを意味します。

持ち運びに便利

スティックSSDは、コンパクトで軽量なため持ち運びやが簡単で、どこでもデータにアクセスできます。

これは重要なファイルやデータを持ち運ぶ必要があるユーザーにとって特に便利です。

大容量

スティックSSDは、通常、数百GBから数TBまでの大容量のストレージを提供します。

これにより、多くのファイルやデータを一つのデバイスに保存し、必要に応じてアクセスすることができます。

静音

スティックSSDは、機械的な部品がないため、動作中にほとんどノイズを発生しません。これにより、静かな作業環境を保つことができます。

スマホでも使える

USB端子がType-C対応のステックSSDも増えてきているので対応しているスマホなら使うことができます。

スティック型SSDのデメリットはある?

価格:

一般的に、スティックSSDは同じ容量のUSBフラッシュドライブよりも高価です。高速な読み取り/書き込み速度や大容量を必要とする場合は、追加のコストがかかる可能性があります。

耐久性の限界:

フラッシュメモリは、書き込みサイクルの制限があるため、長期間の連続的な書き込み操作が行われる場合、スティックSSDの寿命が短くなる可能性があります。また、一部の安価な製品では、耐久性が低い場合があります。

物理的な保護:

スティックSSDは、通常、外部の保護ケースやカバーが付属していないため、衝撃や振動からの保護が不十分な場合があります。このため、取り扱いには注意が必要です。

容量の制限:

スティックSSDの中には、大容量のモデルもありますが、一般的にはUSB接続の外部ストレージと比較して容量が限られています。これにより、大量のデータを保存する場合には複数のデバイスが必要になる可能性があります。

互換性:

一部のスティックSSDは特定のコネクター(たとえば、USB Type-C)を必要とし、すべてのデバイスとの互換性が保証されているわけではありません。互換性の問題が発生する場合があります。

買うならコレ!ステック型SSD容量1TBのおすすめ5選

アマゾンで一番売れているステック型SSDといえば、バッファローのSSD-PUT1.0U3-B/Nです。

PS5/PS4にも対応しているというのが人気の理由です。

最大約430MB/sの高速なファイル転送。バッファロー従来品である外付けHD-PCGU3-Aと比較して約3.6倍速のスピード。

最大読出し速度420MB/秒で写真や動画を高速にバックアップ、編集、管理

USBを差し込むだけで使えるプラグアンドプレイのスリムなポータブルSSD

高級感があるアルミの耐久性あるコンパクトなデザイン

ファイル暗号化ソフト「サンディスク セキュアアクセス」付

キャップレスでキャップを紛失する心配がなく、スムーズにスライドできる機構のスライド式外付けSSDです。

重さ約15g、幅約67.3mm×奥行約22.1mm×高さ約9.5mmというコンパクトさで、持ち運びや収納にも便利なUSBメモリサイズです。

読み込み最大500MB/s、書き込み最大480MB/sの高速データ転送を実現しています。

USB3.2(Gen1)/USB3.1(Gen2,Gen1)/USB3.0/USB2.0への下位互換が可能で、そのまま接続できます。※USB3.2(Gen2)でご使用になるには、機器側がUSB3.2(Gen2)に対応している必要があります。

シャープ(アクオス)、ソニー(ブラビア)、レグザ、パナソニック(ビエラ・ディーガ)、ハイセンス、LGエレクトロニクスなどのデジタルテレビに接続可能です。

 

高速データ転送 Read 1000MB/s、Write 800MB/s(※2TBのみ)】読み込み速度は約1000MB/sと、アイ・オー製HDDの約8倍高速!(※)高画質の画像や動画データなど、大容量のデータもスムーズに読み込むことができます。

【寝室のTVにもオススメ!使用する場所を選ばない静音SSD】SSDは、ハードディスクと異なりディスクの回転がありません。そのため録画中も無音で、ハードディスクでの録画でありがちなカリカリ音が気になることもありません。アイ・オー独自の静音ランク「PLATINUM」です。

【テレビ・レコーダー対応多数!家電メーカーと連携して動作確認済】テレビやレコーダーなど豊富に対応しています。各家電メーカーと連携し実機での動作確認を実施しているため、安心です。また、節電にも効果がある、接続したPCやテレビの電源ON/OFFに合わせて、SSDも自動でスタンバイになる「電源連動機能」を搭載!

【耐衝撃でデータをしっかり守る】米国国防総省制定「MIL-STD-810H」に準拠した落下試験をクリアする耐衝撃性能を備えています。

従来モデルよりグレードアップした内蔵SSDを採用したことで、読み込み最大1,000MB/s、書き込み最大700MB/sを実現。

USB3.2 Gen2の性能を最大限発揮することができ、大量の画像ファイルや4K動画などの大容量ファイルをストレスなく転送できます。

スライドバーでType-AとType-Cを切り替えて使うことができます。互換性を気にせずパソコンやタブレットなどで使えます。

パソコンの買い替えなどでコネクタが変わっても継続して使うことができます。変換アダプタがなくても新旧のパソコンで接続できるため、データの受け渡しや出張や外出などで便利に扱うことができます。

PS5/PS4の拡張ストレージとして使用できます。容量不足解消、ゲーム起動時間短縮、再インストールの時間短縮が可能です。また、USB-AとUSB-Cを切り替えられる本製品ならPS4からPS5へかんたんにデータを移行することができます。

液晶テレビのUSBポートに挿すだけでテレビ番組を録画できます。